kazuブログ

学生なりに学んだことを学生なりの視点でアウトプットしてみる

人生とは、生きるとは何か

生きる意味があるかと問うのは間違っている

いきなりめちゃ重いテーマですね。

 

しかし、人生で一回くらいは誰でも考えたことあるんじゃないかと個人的に思っています。そんなモヤモヤする問いに対して、スッキリさせてくれたのが

ヴィクトール・フランクルの『それでも人生にイエスという』という本です。

 

この著者は、1905年にオーストリア・ウィーンで生まれ、優秀な心理学者として知られています。しかし、第二次世界大戦の際にユダヤ人であるというだけで、妻子、両親ともにアウシュビッツへ送られ、最後はダッハウ強制収容所に移送されます。

そこで終戦し、家族全て失うが、奇跡的生還をするといった、壮絶な体験をされた方が記したのが、かの有名な『夜と霧』です。

今回ご紹介するのは、『それでも人生にイエスという』ですが。

 

人生こそが問いを出し私たちに問いを提起している

私たちは、「生きる意味があるか」と問うのは初めから誤っている。私たちが生きる意味を問うのではなく、人生そのものが問いを出し、私たちに問いを提起しており私たちは問われている存在なのである。

といったことがこの著書では言っています。

 

そして、人生が耐えずその時その時に出す問い、「人生の問い」に答えなければならない。答えを出さなければならない存在である。

生きること自体が問われていることであり、生きていくことは答えていくことである。

この人生からの問いに対して、答えていくことが生きるということであり

何か活動することで人生が出す具体的な問いに答えることができるとも言っています。 

活動を通して答えることで、自分の人生がより有意義になっていくということですね。

 

収容所に入れられてしまった人が伝える

「どんな人生にも意味がある」

という言葉は、すごく響きます。

言葉一つ一つに重みがあります。

 

 

とりあえず『夜と霧』読んでないから読まなきゃ。

 

おわり

 

 

それでも人生にイエスと言う

それでも人生にイエスと言う